外壁塗装会社の選び方・注意点・情報まとめサイト
このサイトはこんな人向け
- 外壁塗装・屋根塗装をしようか悩んでいる
- どの会社に頼めばいいのかわからない
- できるだけ費用を抑えたい
- 外壁塗装の相場や費用が分からない
外壁塗装の費用は決して安くないため、できる限り「お得に」「高品質な」塗装をしたいですよね。
そのためには、塗装会社やリフォーム会社のいうことをただ聞いているだけではなく、
自ら事前に情報収集を行い、最低限の知識を身につけましょう。
悪徳業者にご注意ください
残念ながら、外壁塗装の知識がないと、塗装会社の言い値で契約をしてしまうケースがあり、トラブルは毎年起こっているのが現状です。自分は大丈夫だろうと思っていても、知識がないとぼったくられてしまうこともあるため、しっかり情報を集めて騙されないように注意しましょう。
以下のグラフは国土交通省が発行している、「住宅に関わる消費者相談体制について」から引用したグラフで、毎年リフォームに関連する電話相談件数が伸びていることが分かります。
参考:住宅に関わる消費者相談体制について(国土交通省)
塗装をすべきタイミングは?
塗装から10年以上経過している
外壁塗装の塗料によりますが、おおよそ10~15年程度で塗り替えの時期になる住宅が多いです。
自分の家に以下のような外壁劣化のサインが見られたら、一度塗装会社に連絡をして診断をしてもらうことをお勧めします。
粉吹き(チョーキング現象)
外壁が粉を吹く、いわゆるチョーキング現象は経年劣化で外壁塗装を考えるタイミングです。
外壁塗装の塗膜が経年劣化して、粉のような状態になる現象で別名「白亜化現象」とも呼ばれ、外壁表面にチョークのような粉が浮いてきて、手で触れると手に粉がつくようになります。
この粉は、外壁塗装に使われた「顔料」が劣化して表面に現れたもの。顔料は元々粉末状態で、そこに水や樹脂、他の成分が混ざって外壁に使われます。
最初は樹脂が塗膜を形成し、顔料を保護していますが、時間が経つと紫外線や雨風などの影響で樹脂が劣化し、分解されてしまいます。樹脂の分解が進むと、顔料が外壁の表面で元の粉末の状態にもどり、触ると手に粉がつく現象が起きます。
カビ・藻
ご自宅の外壁や屋根にカビや藻が生えている場合も、塗装を考えるタイミングです。
小さい箇所で自分でお掃除ができる場合もありますが、屋根などの目に見えないところでカビや藻が繁殖して、劣化が進んでしまうケースもあります。特に、日当たりが悪い場合や、水分が多い場所はカビや藻が繁殖しやすい環境であるため、注意が必要です。
目視で確認できる範囲以外にも、劣化してしまっている部分がある可能性があるため、気になる場合は一度プロに確認をしてもらうことをお勧めします。
ひび割れ(クラック現象)
外壁の塗料が劣化してヒビが入ってしまっている現象をクラック現象と呼びます。
ひび割れにも複数の種類があり、覚える必要はありませんが、塗料のみがひび割れしている場合だけでなく、基礎の部分までもひびが入ってしまっているパターンもあります。
塗料だけでなく基礎までひびが入ると、将来的には雨漏りにつながる可能性が高く、放置することは危険です。
経年劣化のケースだけでなく、塗装の仕方に問題があった場合に起こるひび割れもあるため、
ひび割れが起こっている場合も早めに診断を行うことをお勧めします。
外壁塗装会社依頼前に、助成金があるか確認しよう
お住まいの地域によっては、外壁塗装の助成金が市区町村から出る場合があります。
まずは自分の地域で助成金が適用されるのかどうかを確認しましょう。
塗料の選び方を学ぼう
外壁塗装・屋根塗装で使用される塗料には複数の種類があります。
塗料の選び方は塗装会社が教えてくれますが、残念ながら世の中には悪徳業者もいるため、
自分でも塗料の種類や相場について、ある程度は調べておくことが必要です。
塗料の選び方に関するページでは、塗料の種類・メリット・デメリット・相場・選び方について解説しています。
塗装会社の選び方を学ぼう
塗装会社を調べると、地域にも複数の会社があります。どの会社に頼むべきなのか決める手助けとなるように、
塗装会社を選ぶ基準について解説しています。
見積書の確認の仕方を学ぼう
外壁塗装・屋根塗装を依頼する際は、必ず複数社から見積書をとりましょう。
会社によって提案してくるプラン(塗料や工事内容)は必ず異なり、同じ金額になることはあり得ません。
見積書の確認方法についても、事前に最低限の知識を身につけて、不明点がないようにしておくことが大切です。